中川翔子

ハロモニ。見た。ちまたでうわさの(?)しょこたん、初めて見た。
ああ。確かにお父さんの面影あるのかもしれないな。
生前の中川勝彦さんのことは、知らないけれど…。
私が中川勝彦さんを知っているのは、大好きなくらもちふさこ作品
『東京のカサノバ』の主人公のモデルが中川さんだったから。
以前、作者全作品レビューでくらもちさんがそう語っていた。
それを思い出して探してみたら、1994年11月発売の『月刊カドカワ』が
見つかった(我ながら物持ちがいい!)。

『東京のカサノバ』①②<84年9月、10月/集英社
中川勝彦さんとよく遊んでた時だったので、彼をモデルにしたんだろう、と
周りの人間によく言われました。私がそもそも彼がいいな、と思ったのは、
ねらわれた学園』での彼の動きのセンスがすごくよかったから。初めて
あるご縁でお会いした時にも、ああ、自分の作品の中の男の子どおりに動く
って思っていたんです。(略)ある意味で彼に影響されている部分があったな、
と思うのは、男の子の行動力。中川さんはよく動き回っていたし、会話してても
別のことを考えている感じだったんですよ。(略)この男の子いい!と思った
ところに中川さんがプラスされたんですね。

当時の私、くらもちふさこが描く男性キャラがすごく好きだったんだよねぇ。
そこはかとない色気があって。
その中でも特に好きだった「ちいちゃん」のモデルとなったミュージシャンが
この雑誌が発売になる2ヶ月前、32歳の若さで亡くなったと知って、すごく
ショックを受けたんだよなぁ…。
まさか、娘がいるなんて思いもしなかったから、モーヲタしょこたん中川勝彦
の娘だとつい最近知った時にはホントにぶったまげた。